取手駅は住みやすい?こんな人におすすめ家賃・治安・通勤の本音

目次

取手駅の住みやすさ総合評価

取手駅は常磐線の始発駅という最大の強みを持ちながら、家賃相場がワンルームで4~5万円台とリーズナブル。「座って都心通勤できる」という点で、茨城県内では抜きんでた利便性を誇る。

ただし、駅前の商業施設は正直物足りない。買い物や食事の場所が少なく、店もすぐに無くなってしまうという声が多い。実際、私が知人を訪ねた際も「駅ビル以外に何もない」と嘆いていた。

住環境としては「ほどよく田舎、ほどよく都会」。利根川が近く自然も豊かで、子育て世帯からは「静かで治安もよく、ママ友もできやすい」と評価されている。

一方で「ゴーストタウンのよう」「家に帰る人が多いだけで閑散としている」という辛辣な意見もある。これは真実で、夜間や休日の駅前は想像以上に人通りが少ない。

取手駅の住みやすさを一言でまとめるなら「通勤特化型のベッドタウン」。都心勤務で家賃を抑えたい人には最適だが、地元で活気ある生活を送りたい人には不向き。

取手駅の治安は大丈夫?

治安については、数字で見ると複雑だ。取手市の令和6年刑法犯認知件数は605件で、人口1,000人当たりの犯罪率は県内32番目の5.833。44市町村中32番目ということは、県内では比較的安全な部類に入る。

ただし注意すべきは、茨城県全体の犯罪率が全国3位という点。県内で「マシ」でも、全国で見れば決して低くない。

特に気になるのが窃盗犯の多さ。取手市の乗り物盗は143件で犯罪率1.379、県内ワースト5位。自転車やバイクの盗難が非常に多い。知人は取手駅前で2回も自転車を盗まれ、「二重ロック必須」と強調していた。

住宅街の駅であり繁華街のような賑わいはないので治安は悪くないという評価の一方で、夜は人が少なく不安になることがあるとの声も。

女性の一人暮らし視点では、駅周辺は街灯がある程度あるものの、少し離れた住宅地は暗い道が多い。遅い時間の帰宅には注意が必要。

学生視点では、大学が近くにないため学生街特有の賑わいはなく、むしろ静か。勉強に集中したい人には向いているが、同世代との交流は期待できない。

ファミリー視点では、公園も広大なものがあり、医療機関も近くにある。住宅街は比較的落ち着いており、子どもを育てる環境としては悪くない。

危険エリアというほどの場所はないが、駅から離れた住宅地の夜道、特に利根川沿いの人気のない場所は避けるべき。

取手駅の家賃相場と賃貸事情

取手市のワンルーム・1Kの家賃相場は約4~5万円、ファミリー向けの2LDK・3LDKは約6~7万円。都内と比べれば破格だが、茨城県内では平均的。

間取り平均家賃駅徒歩10分以内
1R/1K4.5万円5.0万円
1DK5.0万円5.5万円
1LDK6.0万円6.5万円
2LDK6.5万円7.0万円
3LDK7.5万円8.5万円

※2025年2月時点の相場

家賃が安い理由

  • 駅前の商業施設が少ない
  • 茨城県という立地
  • 築古物件が多い
  • 車必須の生活圏

家賃が高くなるケース

  • 駅徒歩5分以内の新築
  • 再開発エリア周辺
  • ペット可・デザイナーズ物件

一人暮らしの家賃目安 手取り18万円なら5~6万円の1Kが現実的。駅徒歩15分まで許容すれば選択肢は広がる。知人は駅徒歩12分の1K(4.8万円)に住んでいるが、「スーパーが遠いのが唯一の欠点」とのこと。

新築賃貸の状況 駅周辺には新築物件が少ない。2028年度着工予定の21階建て再開発ビルが完成すれば状況は変わるが、それまでは築浅狙いなら近隣駅も視野に入れるべき。

ファミリー向け賃貸 戸頭地区は常総ニュータウンとして開発されたエリアで、ファミリーにおすすめ。ホームセンターや家電量販店もあり、車があれば生活しやすい。

実際に取手で部屋探しをした友人は「築20年でも内装リフォーム済みなら十分住める」と話していた。新築にこだわらなければコスパは良い。

取手駅のアクセス・通勤利便性

取手駅の最大の魅力がここ。常磐線の始発駅で、朝は5分から10分おきに始発列車が出ており、座って通勤できる。

主要駅までの所要時間

  • 上野駅:約40分(快速)
  • 東京駅:約50分(上野東京ライン)
  • 品川駅:約60分(上野東京ライン)
  • 柏駅:約10分(快速)
  • 北千住駅:約30分(快速)

上野東京ラインで東京駅まで一本で行けて、取手発着の電車があるので必ず座れる。これは通勤者にとって計り知れないメリット。満員電車に揺られる我孫子や柏の住民を横目に、取手からなら座って読書やスマホができる。

ラッシュ時の混雑 始発駅のため乗車時は空いているが、我孫子・柏あたりから混雑が始まる。ただし既に座れているので問題ない。帰りは上野や東京で取手行きに乗れば座れる確率が高い。

快速停車駅 常磐線の快速・特別快速が停車。各駅、快速、特別快速の停車駅のため電車の本数も多く便利。日中でも15分に1本程度は電車がある。

千代田線直通 千代田線もあるため、どの方面に行くにも便利。大手町・表参道方面へのアクセスも良好。

始発のメリット 朝7時台の始発に乗れば、東京駅に8時前に着く。フレックスタイム制の会社員なら早く出社して早く帰る働き方が可能。私の知人は「7時の始発で通勤して、16時退社で17時には家に着く生活をしている」と満足そうだった。

デメリット 終電が比較的早い。東京駅発の最終は23時台。飲み会で終電を逃すと、タクシー代が1万円超える。

つくば方面へは関東鉄道常総線で守谷駅でつくばエクスプレスに乗り換えとなるが、本数が少なく不便。

取手駅はどんな人に向いている?

一人暮らし向き度:★★★★☆ 都心通勤で家賃を抑えたい社会人には最適。始発駅の恩恵が最大限活きる。ただし、地元で遊ぶ場所がないため、休日は都心や柏に出る生活になる。

20代の営業職の知人は「家賃4.8万円で上野まで40分座って通勤できるなら文句ない。休日は新宿や渋谷に遊びに行くから問題ない」と話していた。

向いているのは:

  • 都心勤務のサラリーマン
  • 出張が多く家にいる時間が少ない人
  • 地元に娯楽を求めない人

カップル・同棲向き度:★★★☆☆ 2LDKで6.5万円という家賃は魅力的。ただし、デートスポットが皆無なため、二人で地元を楽しむのは難しい。

利根川の河川敷に野球やサッカーのグランド、ゴルフの練習場、バスケットボールなどがあり、ペットの散歩にも良い。アウトドア派のカップルなら楽しめる。

向いているのは:

  • 共働きで都心勤務のカップル
  • 休日は都内や柏でデート派
  • 自然が好きなカップル

ファミリー向き度:★★★☆☆ 子育てにおいては静かで治安もよく、ママ友もできやすい。公園も広大なものがあり、医療機関も近くにある。

ただし車は必需。スーパーまでの距離が微妙に遠く、買い物のたびに車が必要になる。

戸頭地区は閑静な住宅街で、ホームセンターや家電量販店があり買い物に便利。ファミリーならこのエリアがおすすめ。

向いているのは:

  • 車を持っているファミリー
  • 父親が都心勤務のファミリー
  • 静かな環境で子育てしたい人

取手駅のメリット・デメリット

メリット

  • 常磐線の始発駅で座って通勤できる
  • 上野まで約40分、東京まで約50分
  • 家賃が都内の半額以下
  • 自然が豊かで静か
  • 利根川の花火大会など地域イベントがある
  • 治安は県内では比較的良好
  • 柏まで10分でアクセス可能

デメリット

  • 駅前の商業施設が極めて少ない
  • 車がないと生活しづらい
  • 娯楽施設がほぼない
  • 夜間の駅前が閑散としている
  • 終電が早い
  • 自転車盗難が多い
  • 若い世代が少なく活気がない
  • 再開発が遅れている

実際に3年住んだ友人は「通勤の快適さと引き換えに、地元での楽しみは諦めた」と表現していた。これが取手の本質を突いている。

取手駅をおすすめしない人

正直に言えば、以下のような人には取手駅周辺はおすすめできない。

地元で活気ある生活を送りたい人 駅前が寂しすぎる。「ゴーストタウンのよう」「閑散としている」という口コミは誇張ではない。私が夕方に駅前を歩いた時、確かに人がまばらで驚いた。

車を持たない・持てない人 スーパーの位置も微妙に駅から離れており、たくさん買う人は車必須。自転車で頑張る選択肢もあるが、坂道が多く体力的にきつい。

買い物や外食を楽しみたい人 駅前に商店街はなく、活気のないイトーヨーカドーと最低限の駅ビル内ショップがあるのみ。おしゃれなカフェやレストランを期待してはいけない。

若者同士で交流したい学生 大学がないため学生がほとんどいない。同世代との出会いやサークル活動を地元で求めるのは無理。

終電の心配をしたくない人 都心での飲み会が多い人は終電問題が深刻。23時台の最終を逃すとタクシー代が痛い。

ステータス重視の人 「取手に住んでいる」と言っても、「へー」くらいの反応。港区や世田谷のようなブランド力は皆無。

失敗例として、都内勤務の20代女性が「おしゃれな街に住みたい」という理由で取手を選んだが、半年で引っ越したケースを知っている。彼女は「安さだけで選ぶべきじゃなかった」と後悔していた。

取手駅の将来性と再開発情報

取手駅の将来性を語る上で、駅西口の再開発は避けて通れない。

新たな事業協力者としてフージャースコーポレーションが参画し、2025年度の都市計画決定、2026年度の組合設立、2027年度の権利変換計画認可を経て、2028年度に着工、2031年度の完成を目指す。

計画では21階建て総延べ2万8200㎡で、店舗・公共・駐車場を備える非住宅棟と、計画戸数約250戸の住宅棟で構成される。

図書館機能を核とした複合公共施設が整備され、既存の取手図書館の機能を移転させ、より広々とした学習・閲覧スペースや、カフェの併設など機能の拡充を図る予定。

ただし、楽観はできない

この再開発は平成26年(2014年)から検討が始まり、すでに10年以上が経過。事業協力者が大京・戸田建設から変更になり、計画も何度も見直されている。

駅前交通広場の供用開始をもって土地区画整理事業は実質完了したが、32年で220億円もかかり、計画変更を繰り返したという経緯がある。

つまり、2031年完成予定も確実ではない。さらなる遅延の可能性も十分ある。

将来的に住みやすくなる可能性

再開発が完了すれば、駅前に商業施設や図書館ができ、現在の「何もない」状況は改善される。タワーマンション250戸が増えれば、若い世代の流入も期待できる。

駅北部の桑原地区では大規模な土地区画整理事業が進んでおり、イオンモールの建設が計画されている。これが実現すれば、買い物の利便性は大幅に向上する。

ただし、私の率直な意見としては「10年後に期待」という感じ。今すぐ住みやすくなるわけではない。

まとめ|取手駅はこんな人におすすめ

取手駅に住みたいと思う人の共通点

  • 都心通勤で座って通勤したい
  • 家賃を5万円以下に抑えたい
  • 地元での娯楽より貯金を優先
  • 静かな住環境を好む
  • 自然や利根川が好き
  • 休日は都心や柏で過ごす派

取手駅を選んで安心した人の特徴

30代男性会社員のケース:「上野まで40分座って通勤できて、家賃が4.5万円。毎月5万円貯金できるようになった。休日は東京で遊ぶから、地元に何もなくても困らない」

40代ファミリーのケース:「車があれば生活に不便はない。子どもを静かな環境で育てられて、夫の通勤も座れるから満足」

取手駅を選んで後悔した人の違い

20代女性のケース:「安さだけで選んだが、友達を呼べる店もない。駅前が寂しすぎて鬱になりそう。半年で引っ越した」

車なし一人暮らしのケース:「スーパーまで遠いし、自転車は盗まれるし、坂道で疲れる。結局、駅ビルのスーパーだけで割高な買い物をしている」

取手駅は「通勤特化型ベッドタウン」として割り切れる人には最高の選択肢。逆に、地元での生活の質を求める人には不向き。

自分のライフスタイルと価値観を冷静に見極めて、取手駅が本当に自分に合っているか判断してほしい。安さだけで飛びつくと、後悔する可能性が高い。

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