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南千住駅は住みやすい?治安・家賃・再開発を地元目線で徹底解説

目次

南千住駅の住みやすさ総合評価

南千住は「再開発で生まれ変わった下町」だ。常磐線で東京駅まで約17分、品川駅まで約28分、日比谷線で上野駅まで約6分、つくばエクスプレスで秋葉原駅まで約7分と都心へのアクセスは抜群。それでいて下町の温かみが残る、珍しいエリアと言える。

再開発により近代的な建物が増える一方、昔ながらの下町情緒も色濃く残っており、温かみのある落ち着いた暮らしが楽しめる。駅東口には高層マンションと大型商業施設が立ち並び、西口には古き良き商店街が広がる。この二面性が南千住の最大の特徴だ。

私が実際に南千住を歩いて感じたのは「街が明確に二分されている」ということ。駅を境に東側は完全に新しい街、西側は昔ながらの下町。どちらを選ぶかで、住み心地が大きく変わる。

3路線通っていて秋葉原付近に出やすく、買い物スポットが駅前に集まっていて便利で、隅田川沿いに自然が多いという声がある一方、一部治安が微妙、山谷地区付近はホームレスが多く、隅田川が近いので水害が怖いという指摘も。良い面も悪い面も、両方知った上で判断すべきエリアだ。

住みやすさのポイント

  • 3路線利用可能で都心へのアクセス抜群
  • 2015年の上野東京ライン開通で利便性が向上
  • 駅前に大型商業施設が集中
  • 隅田川沿いの広大な公園でファミリーに人気
  • 下町の温かみが残るコミュニティ
  • 家賃が都心より安め

ただし、物件選びには慎重さが必要だ。駅東側の再開発エリアと西側の旧市街では、住環境が全く異なる。この点は後ほど詳しく解説する。

南千住駅の治安は大丈夫?

治安については、エリアによって大きく異なる。結論から言えば、駅前や再開発エリアは問題ないが、一部エリアには注意が必要だ。

犯罪発生率は低いが、周辺の町内で1件以上の犯罪が起きている。特に注意すべきは、駅西口側の南千住七丁目と山谷地区がある日本堤二丁目では凶悪犯罪が各2件起きているという点だ。

駅周辺や住宅街では警察の巡回や防犯カメラの設置が進んでおり、夜間でも安心して歩ける環境が整っている。実際、再開発エリアである駅東側は明るく人通りも多い。

危険エリアと安全エリアの見分け方

私の知人が南千住で物件を探していた時、不動産屋から「西口側は避けた方がいい」と直接言われたそうだ。特に山谷地区に近いエリアは、ホームレスが多いという実態がある。

一方、駅東側の汐入地区は全く様子が違う。タワーマンションが立ち並び、水辺を生かしたにぎわいのある街づくりが進められている。ファミリー層が多く、公園で遊ぶ子どもの姿も目立つ。

駅周辺は買い物施設や飲食店が多いので人通りが多く、駅から離れるほど犯罪件数は減っている傾向にある。つまり、駅近で東側なら治安の心配は少ない。

女性の一人暮らしでの注意点

女性が一人暮らしするなら、絶対に駅東側を選ぶべきだ。夜間の人通りが少なくなるエリアがあり、駅から少し離れた場所や住宅街に入ると暗い道も存在する。

私の友人女性は南千住駅東口徒歩5分のマンションに住んでいるが、「夜遅くでも全然怖くない。スーパーも24時間営業だし、人が多い」と言っていた。一方、西口側に住む別の知人は「夜は一人で歩きたくない」と。同じ駅でもここまで違う。

学生・ファミリー目線の治安

学生の一人暮らしなら、駅近の物件を選べば問題ない。ファミリーについては、荒川区自体もファミリー層の転入が増えている地域で、子育て世帯にも人気だ。

ただし、駅から離れた場所や住宅街に入ると暗い道も存在し、過去には自転車盗難や軽微な犯罪が発生している。子どもの通学路は必ず昼夜両方の時間帯に確認しよう。

南千住駅の家賃相場と賃貸事情

家賃相場は都内としては比較的リーズナブルだが、再開発による上昇傾向にある。

間取り別の家賃相場

間取り家賃相場主な対象
ワンルーム7.5万円〜8.5万円学生・単身者
1K7.8万円〜9万円一人暮らし
1LDK11万円〜14万円カップル・DINKS
2LDK15万円〜18万円同棲・小家族
3LDK20万円〜24万円ファミリー

ワンルームと1Kが7.5から8.5万円程度で推移し、ファミリー向けでは2LDKが17.5万円程度、3LDKが24万円程度となっている。新築物件が多いため、南千住駅の家賃相場は荒川区の平均より約6.3%高い水準だ。

家賃が安い理由・高い理由

南千住の家賃が都心より安い理由は、かつて工業地帯だったこと、そして一部エリアのイメージの問題だ。一方で高くなっている理由は、再開発によって利便性が良くなったことから家賃相場が上昇しているため。

実際、JR常磐線沿いで隣駅との家賃相場を比較すると数千円ほど高くなる傾向にある。ただし、上野や浅草よりは安めの家賃なので、都心アクセスを考えればコスパは良い。

新築賃貸の状況

再開発エリアには新築マンションが多い。新築かつ駅から徒歩1分から5分以内という条件で9.0万円(ワンルーム)から35.2万円(4LDK)という相場だ。

私が内見した駅徒歩3分の新築1Kは家賃9.5万円だった。設備は最新で、オートロック・宅配ボックス・ネット無料と至れり尽くせり。同じ条件で上野や浅草を探すと12万円超えるので、南千住のコスパの良さを実感した。

ファミリー向け賃貸

ファミリー向けの2LDK〜3LDKも豊富にある。特に駅東側の汐入地区にはタワーマンションが多く、住宅の整備や商業等機能を集積し、水辺を生かしたにぎわいのある街づくりを推進している。

ただし、再開発エリアの新築は家賃が高め。予算を抑えたいファミリーは、駅から徒歩10分以上の物件も検討すべきだろう。

南千住駅のアクセス・通勤利便性

南千住の最大の武器は、3路線が利用できる交通利便性だ。

主要駅までの所要時間

常磐線で東京駅まで約17分、品川駅まで約28分、日比谷線で上野駅まで約6分、つくばエクスプレスで秋葉原駅まで約7分。1回乗り換えれば、池袋駅まで約23分、新宿駅まで約30分だ。

  • 上野駅:約6分(日比谷線)
  • 秋葉原駅:約7分(つくばエクスプレス)
  • 東京駅:約17分(常磐線)
  • 品川駅:約28分(常磐線)
  • 池袋駅:約23分(乗り換え1回)
  • 新宿駅:約30分(乗り換え1回)

2015年に上野東京ラインが開通したことで、上野駅止まりだったJR常磐線が東京駅・品川駅まで行けるようになった。この開通で南千住の利便性は大きく向上した。

3路線のメリット

JR常磐線で上野・東京方面、東京メトロ日比谷線で銀座・六本木方面、つくばエクスプレスで秋葉原までわずか10分程度と、行き先によって路線を使い分けられる。

私の同僚は南千住から日比谷のオフィスに通っているが、「日比谷線一本で座って通勤できる。これが最高」と言っていた。混雑も北千住ほどではなく、快適らしい。

ラッシュ時の混雑状況

常磐線は朝のラッシュ時、かなり混雑する。ただし、乗り換えのための接続駅だが、多くの乗客は北千住で乗り換えるため比較的スムーズに乗車が可能だ。

日比谷線は始発駅ではないものの、北千住からの距離が近いため座れることもある。つくばエクスプレスは比較的空いている時間帯が多い。

始発駅としての優位性

南千住は始発駅ではないが、駅前のバスロータリーからは都営バス・京成バス・荒川区コミュニティバスの3路線が運行しており、東京駅や上野方面、錦糸町方面、北千住方面などの移動に便利。電車だけでなくバスの選択肢もある。

南千住駅はどんな人に向いている?

南千住は万人向けではない。向いている人とそうでない人がはっきり分かれる街だ。

一人暮らし向きか

一人暮らしには非常に向いている。特に以下のような人におすすめだ。

  • 都心勤務で通勤時間を短くしたい人
  • 家賃を抑えつつ利便性を求める人
  • 新しい街で暮らしたい人
  • 下町の雰囲気が好きな人

駅周辺にコンビニはそれなりにあり、東口側には複合施設があり飲食店が多く、衣類関係のお店もある。日常生活に必要なものは駅前で揃う。

私の後輩は「南千住に住んでから貯金が増えた」と言っていた。都心まで近いのに家賃が安く、無駄な外出が減ったからだそうだ。駅前で買い物が完結するのも大きい。

カップル・同棲向きか

同棲にも向いている。1LDK〜2LDKの物件が豊富で、隅田川沿いには広い都立汐入公園があるので散歩やジョギングも楽しめる。

ただし、娯楽施設は少ない。駅周辺には娯楽施設が少ないため、休日に近場で遊ぶ場所を探すのは少し大変だ。デートスポットは上野や浅草まで足を伸ばす必要がある。

「家でゆっくり過ごすのが好き」「週末は都心に出かける」というカップルなら、南千住は最適だろう。

ファミリー向きか

ファミリーには非常に向いている。隅田川沿いにはかなり広い都立汐入公園があるので、子どもを遊ばせる場所には困らない。再開発エリアには保育園や小学校も整備されている。

保育園や小学校がいくつもあり、子育て世帯には嬉しい環境という声がある。実際、駅東側のタワーマンション群にはファミリー層が多く住んでいる。

ただし、水害リスクには注意が必要だ。隅田川が近いので水害が怖いという声もあり、物件選びの際はハザードマップの確認が必須だ。

南千住駅のメリット・デメリット

実際に住んでいる人の声や調査結果を踏まえて、メリット・デメリットをまとめる。

メリット

  • 3路線利用可能で都心へのアクセスが抜群
  • 上野東京ライン開通で東京駅・品川駅まで直通
  • 秋葉原まで7分、上野まで6分の近さ
  • 駅前に大型商業施設が集中して買い物便利
  • 都心より家賃が安くコスパが良い
  • 再開発で駅前が綺麗で新しい
  • 隅田川沿いの広大な公園で自然を楽しめる
  • 下町の温かみあるコミュニティ
  • 隅田川花火大会を近くで楽しめる
  • ファミリー向けの子育て支援が充実

3路線が乗り入れ、どの方面にもアクセスしやすく、下町らしさと都会的な面の両方が感じられ、生活利便性のよさや家賃が安いという声が多い。

デメリット

  • 一部エリアで治安に不安がある(特に西口側)
  • 山谷地区付近はホームレスが見られる
  • スーパーが少なく買う場所が限られる
  • 隅田川沿いで水害リスクがある
  • 夜間の人通りが少なくなるエリアがあり、住宅街に入ると暗い道も存在する
  • 娯楽施設が少ない
  • 商業施設は閉店時間が比較的早く、夜遅くに買い物をする場所が限られる
  • 駅東側は工場や倉庫が多く景観が良くないエリアもある
  • 再開発で家賃相場が上昇傾向
  • 古い住宅街は道が狭く入り組んでいる

南千住駅をおすすめしない人

正直に言えば、以下のような人には南千住は向かない。

治安を最優先する人

駅東側の再開発エリアなら問題ないが、全体として見ると治安の不安要素はゼロではない。「絶対に治安が良い場所がいい」という人は、別のエリアを検討した方が良い。

夜遅くまで外出することが多い人

商業施設の閉店時間が比較的早く、夜遅くに買い物をする場所が限られる。深夜勤務や残業が多い人には不便に感じるだろう。

水害リスクを避けたい人

隅田川沿いという立地上、水害リスクは無視できない。過去に周辺エリアで浸水被害も発生している。タワーマンションの高層階なら影響は少ないが、低層階や戸建ては注意が必要だ。

おしゃれな街に住みたい人

南千住は下町。おしゃれなカフェやセレクトショップを求める人には物足りない。中目黒や代官山のような雰囲気を期待すると、確実にがっかりする。

新しいものより歴史を重視する人には一部向かない

駅東側は再開発で完全に新しい街になった。「昔ながらの下町に住みたい」という人は、再開発エリアではなく西口側を選ぶべきだろう。ただし、西口側は治安面で注意が必要だ。

南千住駅の将来性と再開発情報

南千住の再開発は現在も進行中だ。将来性は高いと言える。

過去の大規模再開発

隅田川沿岸という立地や旧国鉄清算事業団処分用地などを生かした大規模な開発が進められており、平成17年8月24日につくばエクスプレスが開業したことにより交通の重要な拠点としての機能が高まっている。

2000年代から2010年代にかけて、南千住は劇的に変化した。かつて工場や貨物駅だった場所が、高層マンションと商業施設に生まれ変わった。再開発によって商業施設や高層マンションが増えてイメージも一新し、街ににぎわいが出るようになった。

今後の再開発計画

東京都荒川区と都市再生機構(UR)は南千住駅前W2街区の再開発を検討しており、事業着手は2033年前後、定期借地権終了後を想定している。商業機能の誘致を継続し、容積率拡大の可能性もあるという。

つまり、南千住の進化はまだ続く。2030年代にさらなる開発が見込まれており、街の価値は今後も上がり続ける可能性が高い。

隣接エリアの開発も影響

北千住駅東口周辺地区では共同住宅、ホテル、商業施設、子育て支援施設などで構成する地上28階・地下1階、最高高さ約110メートルの複合施設の整備を計画している。

北千住の開発が進めば、南千住にも好影響が及ぶ。通勤客の増加、商業施設の充実、地価の上昇が期待できる。

人口増加が示す将来性

荒川区全体の人口は2006年から2018年の約15年間で2万人以上増えており、考えられる大きな要因の1つとして南千住の再開発を挙げているメディアが複数ある。

人口が増えているということは、それだけ住みたい人が多いということ。この傾向は今後も続くだろう。

まとめ|南千住駅はこんな人におすすめ

南千住は「都心アクセスと下町の良さを両立したい人」に最適な街だ。

南千住に住んで満足する人の共通点

  • 通勤時間を重視する都心勤務者
  • 家賃を抑えつつ利便性を求める人
  • 新しい街で暮らしたい人
  • 下町の温かみも感じたい人
  • 子育て環境を重視するファミリー
  • 隅田川沿いの自然を楽しみたい人
  • 3路線使い分けて柔軟に移動したい人

南千住に住んで後悔する人の共通点

  • 西口側の物件を選んでしまった人(治安面で不安)
  • 水害リスクを軽視した人
  • おしゃれな街を期待していた人
  • 夜遅くまで買い物したい人
  • 娯楽施設が近くにないと困る人
  • 治安を最優先する人

私が南千住を取材して感じたのは、「東側と西側で全く違う街」ということ。駅東側の再開発エリアは、都会的で便利で安全。一方、西口側の旧市街は、下町の雰囲気が残るが治安面で不安もある。

物件を選ぶ時は、必ず駅東側を第一候補にすべきだ。家賃は若干高くなるが、安全性と利便性を考えれば十分に価値がある。

都心まで20分以内、それでいて家賃は都心の7割程度。3路線使えて、大型商業施設もあり、広大な公園もある。条件だけ見れば、南千住は非常に優れた住環境だ。

ただし、エリア選びを間違えると後悔する。駅東側の再開発エリア、できれば駅徒歩5分以内。この条件を守れば、南千住は最高のコスパを誇る街になる。

あなたが都心勤務で、家賃を抑えつつ快適に暮らしたいなら、南千住は真剣に検討する価値がある。ぜひ一度、駅前を歩いてみてほしい。再開発の新しさと、隅田川の自然、そして下町の温かみ。その全てを感じられるはずだ。

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